九州フィナンシャルグループは、持続可能なより良い未来を創造していくために、地域社会の課題解決につながる責任ある投融資を積極的に推進します。
尚、(3)(4)については、国際認証の取得状況等に留意の上、対応します。
九州フィナンシャルグループおよびグループ内全職員(以下、当社グループ)は、気候変動をはじめとする環境課題への対応が人類共通の責務であることを再認識するとともに、脱炭素社会の実現を目指し、地域の環境保全の取り組みなどを通して、持続可能な地域社会の実現に積極的に貢献します。
九州フィナンシャルグループは、持続可能なより良い未来を創造していくために、人権に配慮した事業活動を積極的に推進します。
調達活動における基本的な考え方
九州フィナンシャルグループは、サステナビリティ宣言に基づき、事業活動に必要な機器・システム、物品・サービス購入、外部業務委託等について、ESGに配慮した責任ある調達活動に努めるとともに、「調達ガイドライン」(本ガイドライン)を定め、サプライヤーの皆様と協働した取り組みを行い、持続可能な社会の実現に貢献します。
サプライヤーの皆様に対する期待事項
調達活動を通じ、当社グループとサプライヤーの皆様が、持続可能な社会づくりに貢献し、相互に発展することを目指すため、以下のとおり、パートナーとしての期待事項を定め、理解と協力を求めます。
※1 国内のガイドライン:経産省「責任あるサプライチェーン等における人権尊重のためのガイドライン」等
※2 国際規範:「世界人権宣言」、「労働における基本的原則および権利に関する国際労働機関宣言」、国連「ビジネスと人権に関する指導原則」等
九州フィナンシャルグループおよびグループ内全役職員(以下、当社グループ)は、主たる事業エリアである中・南九州をはじめとする我が国ひいては地球全体の生物多様性の保全を通じて自然と共生する社会の実現に積極的に貢献します。
当社グループは、持続可能な地域社会と自社の価値創造の実現に向けて、サステナビリティに関わる取り組みの管理・推進体制を強化しております。
管理面において、サステナビリティ推進委員会を設置し、サステナビリティに関わる取り組みの進捗状況の報告を3か月毎に行っております。サステナビリティ推進委員会は、委員長を代表取締役社長、副委員長を経営企画部担当役員とし、委員は代表取締役、常務以上の執行役員、全部長で構成され、監査部長ならびに監査等委員のオブザーバー出席の下、サステナビリティ関連のリスク及び機会の報告ならびに議論を行っております。また、サステナビリティに関わる各種方針や新たな施策の検討にあたっては、グループ経営執行会議にて協議・審議の上、決定しております。サステナビリティ推進委員会における報告事項とグループ経営執行会議における審議事項は、年1回以上定期的に取締役会へ報告・決議し、取締役会からの監督を受けております。また、スキル・マトリックスにおいて取締役のスキルを選定し、サステナビリティ関連の知識・経験・能力を有する取締役が職務を遂行しております。推進面において、当社にサステナビリティ統括室、肥後銀行と鹿児島銀行にサステナビリティ推進室を設置し、当社においてグループ会社を統括することで、グループ横断的なサステナビリティの浸透と推進を行っております。
また、2025年8月「サステナビリティ・アドバイザリーボード」を社長会長の諮問機関ならびにサステナビリティ推進委員会の助言機関として設置し、外部有識者との意見交換により、当社グループのサステナビリティへの取り組みを更に強化してまいります。