九州フィナンシャルグループは、持続可能な社会づくりに向けて、国内外のイニシアティブへの参画を積極的に進めております。また外部からの評価、ステークホルダーとのパートナーシップをSDGs・ESGの取り組みの向上に活かしております。
SDGsは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。 貧困、不平等・格差、気候変動やそれによる影響が軽減された持続可能な世界の実現を目指す17の目標と169のターゲットを掲げています。当社グループは、SDGsの趣旨に賛同し、「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」に参画、SDGs達成に向けた取り組みを継続してまいります。
PRB(「責任銀行原則」)は、国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)が提唱し、2019 年9 月に発足された、持続可能な開発目標(SDGs)やパリ協定などの社会的目標と整合した事業活動を銀行に促すことを目的としてフレームワークです。当社グループはPRBの六原則に沿った事業戦略を策定し、環境、社会、経済に対するネガティブインパクトを軽減し、ポジティブインパクトを拡大する取り組みを行ってまいります。
TCFDは気候変動に関する企業情報開示の充実を目的に、金融安定理事会(FSB)によって設立された民間主導のタスクフォース。気候関連のリスクと機会について情報開示を行う企業を支援すること、低炭素社会へのスムーズな移行によって金融市場の安定化を図ることを目的とした最終提言が2017年6月に公開されました。 当社グループは、TCFD提言に沿った情報開示・発信を行うとともに、環境と経済の好循環がもたらす持続可能な社会の実現に貢献すべく、気候関連リスクに対する取り組みを強化してまいります。
PCAF(Partnership for Carbon Accounting Financials)は、投融資ポートフォリオにおける 温室効果ガス排出量の測定・開示の標準化を目指すイニシアティブです。当社グループは、PCAFの支援を受けながら、投融資ポートフォリオにおける温室効果ガス排出量の測定と開示に取り組んでまいります。
GX(グリーントランスフォーメーション)リーグは、GXに積極的に取り組む「企業群」が、官・学・金と協働し、経済社会システム全体の変革のための議論と新たな市場の創造のための実践を行う場です。当社グループは、GXリーグの基本構想に賛同し、カーボンニュートラルにいち早く移行するための挑戦を行うとともに、様々なステークホルダーと協働しながら、変革に向けた取り組みを進めてまいります。
TNFDフォーラムは、自然関連の財務情報を開示する枠組みの開発・提供を目指す国際イニシアティブであるTNFDに関連する情報の共有や枠組の策定に向けた技術的支援などを行う組織です。
当社グループは「地域価値共創グループ」として環境をはじめとした自然資本への取り組みを積極的に進め、中・南九州の自然を守り、持続可能な社会の実現を目指してまいります。
持続可能な社会の形成のために必要な責任と役割を果たしたいと考える金融機関の行動指針です。当社グループはここに定められた原則にのっとった業務運営を行ってまいります。
九州フィナンシャルグループ
日本経団連が主導する「チャレンジ・ゼロ」(チャレンジ ネット・ゼロカーボン イノベーション)に参加し、脱炭素社会実現に向け、イノベーションを通じた課題解決に向けた取り組みを積極的に行ってまいります。
肥後銀行
鹿児島銀行
「経団連生物多様性宣言・行動指針」へ賛同し、「自然共生社会の構築を通じた持続可能な社会の実現」を目指し、事業活動と環境対策を統合した「環境統合型経営」を推進してまいります。