サステナビリティビジョン

経営理念と表裏一体の「SDGs」

持続可能な地域社会の実現を目指すうえで、欠かせないキーワードが「SDGs」です。
当社のグループ経営理念の実践は、「お客様価値」「社会価値」「社員価値」を高めることであり、その結果がグループの業績に繋がり、「株主価値」も高めていくというものです。そして、この活動は中長期にわたるものとして、環境、社会に配慮しつつ経済活動を円滑にまわしていくSDGsと考え方のベクトルが一致しており、当社では、SDGsの取り組みは、新しく始めるものではなく、すでに経営理念に織り込まれているものと捉え、本業として実施しています。
当社グループは、従来から、地域社会と共に歩む銀行として、環境や社会に対する課題に積極的に取り組んでまいりましたが、グループとして、SDGsの観点を明示的かつ体系的に強化し、事業を展開していくため、専門部署を新設し、「サステナビリティ宣言」を策定しました。グループ一体となって「持続可能な社会の実現」に取り組む枠組みを整備し、自治体やお取引先企業などとも連携して、具体的活動を行いながら、地域全体にSDGsの輪を広げる活動を展開しています。

サステナビリティ宣言

私たち九州フィナンシャルグループは、国連が定めた持続可能な開発目標であるSDGsの趣旨に賛同し、全役職員が主体的に取り組むことを宣言します。

1. 持続可能な社会づくりへの取り組み

私たちは、環境にやさしい経営の実践を通じ、お客様や地域の皆様お一人おひとりが、将来にわたって幸せや満足を実感できる社会づくりに取り組みます。

2. 地域経済発展への取り組み

私たちは、地域総合金融グループの力を最大限に発揮し、お客様・ 地域の課題解決を支援することで、持続的な地域経済の発展に貢献します。

3. 普及・拡大への取り組み

私たちは、お客様や地域の皆様との対話を深め、地域全体が持続可能な社会となるように活動の輪を広げます。

サステナビリティ・マテリアリティ

サステナビリティ・マテリアリティの定義

地域社会とKFGグループの持続可能性を確保していくための重要課題

サステナビリティ・マテリアリティの特定プロセス及び内容

  • ステップ1 マテリアリティ収集・整理

    SDGs、UNEP FIインパクトレーダーを基本に、GRIスタンダード等の国際的枠組み、ならびに日本政府優先課題を勘案し、経済・環境・社会において検討すべき課題20項目を抽出

  • ステップ2 当社事業の「経済・環境・社会へのインパクト」を評価

    UNEP FIの『セクターインパクトマップ』を活用した客観的な分析結果を踏まえ、当社事業が経済・環境・社会において検討すべき課題20項目に及ぼす潜在的なインパクトを評価

  • ステップ3 経済・環境・社会の「当社企業価値へのインパクト」を評価

    当社グループの事業ビジョンを踏まえ、経済・環境・社会において検討すべき課題20項目の当社企業価値へのインパクトを評価

  • ステップ4 マテリアリティ特定

    「経済・環境・社会へのインパクト」、「当社企業価値へのインパクト」を2軸としたマテリアリティマップを作成し、サステナビリティ・マテリアリティを特定

  • ステップ5 マテリアリティ検証・決定

    特定したサステナビリティ・マテリアリティについて、外部専門家の知見を踏まえて検討し、「グループ経営執行会議」にて審議し、経営者レビューを実施、内容の妥当性を検証・承認

サステナビリティ・マテリアリティ

サステナビリティ全体構想

肥後銀行サステナビリティ全体構想

鹿児島銀行サステナビリティ全体構想